ホビー大賞 受賞作品
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第20回 ホビー大賞 受賞作品
文部科学大臣賞
- ひざかけキルトの会
- ひざかけキルトの会 井原 代表 村上 典子さん [岡山県]
パッチワークキルトでひざかけを制作し、老人福祉施設や介護で車椅子を使う方に寄贈するボランティア。小学六年の家庭科、中学生のボランティア体験でも制作を指導し、高齢者への理解を深めつつ活動の輪を広げている。
ホビー大賞グランプリ
- 卵人形
- 福田 花子さん [東京都]
20数年前、病気見舞いに差し上げた卵殻と千代紙で作った卵人形が大好評。以来、夜中だって思いつくと人形相手に工作を凝らす。嫁にやるのは嬉しいが別れは寂しい。でも気がつくとまた卵を手にしている。
準グランプリ
- 華麗なるテクニカルアート
- 針間 庸介さん [兵庫県]
私は幼い頃母の傍らで、見よう見まねで編物を覚えました。定年を迎え再びチャレンジ。古希を過ぎた頃にオリジナルデザインの作品集を思い立ち、出版と同時に東京での展示会を開催。
入賞 国際貢献賞
- 北欧ニッティングシンポジウムジャパン2009
- 室野 明代(林 ことみ)さん・野中 真理子さん [東京都]
毎年、北欧で開催される「北欧ニットシンポジウム」の主催者デンマークニット協会から要請を受け10回目となる2009年夏に日本で開催。北欧から52名、日本人参加者スタッフ等50余名が集い、宿泊型ワークショップを行った。
入賞 地域貢献賞
- 日本手ぬい普及協会
- 日本手ぬい普及協会 代表 高橋 恵美子さん [東京都]
“手ぬい”は誰にでもできるやさしい縫い方です。洋服、着物リフォーム、バッグを作る教室を日本手ぬい普及協会の講師が、イベント会場の体験レッスンや全国の教室を通じて、手ぬいのやさしさを伝える活動を行っています。
入賞 アイディア賞
- 家族で着飾る手あみニット
- 宮原君代ニットサロン 代表 宮原 君代さん [東京都]
家族が揃って着飾れる外出用の手あみニット。家族の絆の大切さを一本の糸で繋ぐニットで表現。宮原君代考案の「ウェーブニット」の普及を図る為の教室活動を始めて40年、国内外でショーを開催。
入賞 アーティスティック賞
- 牛車 〜山鹿燈篭に魅せられて〜
- 柴田 真帆さん [福岡県]
素材は画用紙で、山鹿燈篭の技法をまね、のりしろなしの全て空洞です。数年前に山鹿燈篭民芸館を訪れ、自分でも作ってみたいと思い挑戦しました。もっと和の伝統技術を知りたいと思います。
入賞 アーティスティック賞
- 「おいしいよ私達」ミニチュアフード
- 渡邉 延江さん [長野県]
樹脂粘土を素材に用いて、スイーツ・野菜・パン・和菓子・和食等、様々なミニチュアフードを、いかにリアルな質感が出せるか日々試行錯誤を繰り返して製作を楽しんでいます。
入賞 ハートウォーミング賞
- 箸入れ
- 清水 初子さん [東京都]
マクラメを始めて約30年。9年前に病気の後遺症で一から再スタートし現在に至ります。今回のマイ箸はエコブームに乗っかり創作で作りました。
入賞 ハートウォーミング賞
- アートを提よう(ぼくのモナリザ)
- 図師 多代子さん・章規さん [福岡県]
絵を描くことが大好きな息子は、ろうけつ染めの染料が布に滲んでいく面白さに気がつき楽しく製作しています。沢山出来た色彩豊かな作品を、実用性ある手提げにしたいと考え母が縫製した合作品です。
入賞 ハートウォーミング賞
- 1000枚のピンクリボンキルト
- 乳がん体験者の会 つどいいずみ 代表 山王 芳子さん [鹿児島県]
乳がんで悲しむ人が少なくなることを願い、「検診の大切さを多くの女性に知ってほしい」そんな思いを一針一針にこめて。みなさまのご協力により、キルトの輪が広がり、「絆」を感じる作品が完成しました。
入賞 奨励賞
- トトロの森
- 安藤 未世さん [東京都]
しぜんいっぱいの森の中のトトロをイメージして作りました。10月にどんぐりを拾いに行きました。そのとき落ち葉や実も拾いました。だからリースを作りました。
【総評】ホビーが育む心豊かな暮らし
杜甫は人が70歳までの寿命を保つことは難しいと「古希まれなり」と言いました。
それが今では、女性の平均寿命は86歳、男性は79歳になりました。100歳を超える人は昨年40,000人を超え、半世紀後には生活習慣・環境と医学の進歩に支えられて1,000万人に達すると予測されています。
多くの人は気が付いてないでしょうが、子育てが50歳代でほぼ終わるとすると、その先に今までと同じぐらいの人生が続きます。
この時間をどのように使うかで日々の心の豊かさ、幸せを感じる感じ方が異なります。
文部科学大臣賞の「ひざかけキルトの会」は小学校の6年生から高齢者までが集い、車椅子の方でも寒くないように皆でひざかけを作り高齢者にプレゼントする活動をしています。
日々の幸せが年とともに充実するなら、こんなに幸せなことはないでしょう。グランプリはその実在するモデル、福田さん92歳です。卵人形を作ることが楽しくアイデアが浮かぶと夜寝ていても起きて創作を始めるそうです。準グランプリの針間さんは男性ですが、定年後本格的にレース編みを始め、古希を過ぎたところで出版と展示会を開きました。
ぐっと若くなりますが、これからも頑張りつづけて欲しいのが10歳の安藤さんの作品、トトロの森です。
地域を元気にしているのが、日本手ぬい普及協会です。全国に60ものクラスがあるそうです。心温まる活動・作品は図師さん親子のろうけつ染め、同様に乳がん体験者の会はすキルト作りで励ましと絆を深める活動。
エコに視点を置いたのは清水さんの箸入れです。
よくも此れだけと感心するのが渡邉さんのミニチュアフード、なんと650種も作ったとのこと、柴田さんの画用紙で作る牛車は親切に製作工程の図面も一緒でした。
ニットで作る着物の宮原さん、七五三で皆がそろって着ている姿はなるほどと思わせます。
そういう中で、デンマークとの国際交流のために構想作り、後援・協賛、さらに助成まで3年をかけ100人以上の方々が合宿してワークショップを開く活動などと今年は作品の質とともに心の豊かさを感じる方々に賞を贈ることになりました。
今回は、ご応募いただいた方々の質が高くいずれも僅差の中、選定委員一同苦慮を重ねました、此処に載せられなかった多くの方々には引き続きご活動を続けて頂き次回以降も参加のお願いをしたい次第です。
ホビー大賞 選考委員長 白石 嘉宏




