過去の受賞例/第34回 2010 日本ホビーショー

ホビー産業大賞 受賞作品

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第10回 ホビー産業大賞 受賞作品

経済産業大臣賞

東京都庁展望台 連鶴展
お茶の水・おりがみ会館 [東京都]

東京都観光キャンペーン・都庁展望台にて開催。
北海道洞爺湖サミットでも展示した「国旗連鶴」、200年前に著された『秘伝千羽鶴折形』を再現した「連鶴十五撰」を展示、国際親善交流としての日本文化・折り紙作品を紹介しました。

東京都知事賞

生活の木のエコチャレンジ
株式会社 生活の木 [東京都]

生活の木は「生活の木のエコチャレンジ」として、世界に生活の木を植える、グリーン電力、リサイクルカートン、薬香草園コンポスト、精油ボトルリサイクルの5つの取組みを実行しています。これからも次々とエコに挑戦します。

経済産業省 製造産業局長賞

デカルクであらゆる画像をあらゆる素材に転写しましょう!
有限会社 東洋ビルメンテナンス [岡山県]

転写紙、転写液、エッチングクリームなどを使って、あらゆる素材にあらゆる画像を転写&エッチング出来ます。銀粘土、トールペイント、ガラス細工など他のクラフトと組み合わせて新しい作品作りもお楽しみください。

経済産業省 製造産業局長賞

お家でらくらくネイルオフ♪ネイルマシンキット・ミニローロ
柳瀬 株式会社 [兵庫県]

パワフルなコンセント式ネイルマシンと8種のネイル用先端ビットがセットになったミニローロがあれば、今まで大変だったネイルのオフ作業やケアがご自宅で簡単にできます。

東京都 産業労働局長賞

ハンドメイドグッズの物々交換サイト「CRAFT DEPO(クラフト・デポ)
クラフトブリッジ 株式会社 [東京都]

ハンドメイド愛好家なら、きっと使わなくなった道具や材料がたくさんあるはず。
そんなグッズを他のユーザーと物々交換しましょう。物々交換は最高のエコ活動です。

東京都 産業労働局長賞

新時代のアートマテリアル 「PAN PASTEL」
ホルベイン画材 株式会社 [大阪府]

これまでの描画材では難しかった技法を簡単に表現する時代の色材です。絵画の他にも巾広く利用でき、またACMI(米国画材・工芸材料協会)に適合した、人体に対して害のない製品のAPマークを取得しています。

日本ホビー協会賞

エコ着せかえBag
オリムパス製絲株式会社 [愛知県]・株式会社クラフトハウス[長野県] 協同企画

本体となる内袋と取り外し可能な持ち手で簡単に着せかえができるバッグです。表側の外袋を好みに合わせて手づくりし、手軽に自分だけのバッグに仕上げます。再生素材を使用し、環境に配慮しました。

日本ホビー協会賞

包装紙や紙袋のリサイクルで手軽にエコ活動!
株式会社 呉竹 [奈良県]

オリジナルの封筒が簡単に作れる「手作り封筒テンプレート」の他、ポチ袋・ギフトボックス・ブックカバーなどを手作りできるテンプレートシリーズをご提案しています。

日本ホビー協会賞

世界初の刺し子ミシン「Sanshiko」
株式会社 ジューキ [東京都]

世界初の「刺し子ミシン」が誕生。独自の技術で従来のミシンの想像を超えた手縫い風の縫い目を下糸1本のみで実現。刺し子はもちろん、パッチワークキルトやハンドステッチにと応用でき、貴方の作品の魅力を大きく広げます。

日本ホビー協会賞 特別賞

都心出店とリメイク企画による手芸ブームの創出
ユザワヤ商事 株式会社 [東京都]

昨年より銀座、新宿、渋谷、横浜と都心へ初進出。都心型店舗では、“プチデコ”というネーミングで、おしゃれをテーマに簡単リメイクを提案し、初心者や若年層の新規顧客を開拓、手芸ブームの創出に貢献しています。

【総評】

10回目を数えるホビー産業大賞への応募は32点ありました。3月23日に選考委員会を開き、慎重審査の結果、10点の作品を入賞作品として選考しました。それぞれ時代を反映した素晴らしい作品です。選に入らなかった作品の中にも素晴らしいものが数多く見られました。これを機にさらに切磋琢磨してより素晴らしい作品を創り、いいビジネスにして頂くと共にホビー産業発展にも結びつけて頂きたいと思っています。
経済産業大臣賞に輝いたのは、お茶の水・おりがみ会館の「東京都庁展望台 連鶴展」です。連鶴は伝統的な“おりがみ技術”を使った数千羽の折鶴でオブジェをつくり上げる丹念な作品です。一昨年の洞爺湖サミットに出展した「国旗連鶴」・200年前の折鶴教本「秘伝千羽鶴折形」再現による「連鶴十五撰」などを外国人向け観光客事業の一環として都庁展望台で展示したイベント作品でもあります。日本文化の素晴らしさと国際性をマッチングさせた先端作品として高く評価しました。
東京都知事賞には長年エコ活動に取り組んできた(株)生活の木の“生活の木のエコチャレンジ”が選ばれました。環境省の「1日kgのCO2削減を目指す“私のエコチャレンジ宣言”に生活の木全スタッフが賛同し、「生活の木のエコチャレンジ」として、世界に生活の木を植える、グリーン電力、薬香草園コンポスト、リサイクルカートン、精油ボトルリサイクルという5つの取り組みを実行しました。これまでの枠を超えた努力成果の取り組みとして評価しました。
経済産業省製造産業局長賞の一つには。(有)東洋ビルメンテナンスの“デカルクであらゆる画像をあらゆる素材に転写しましょう”という転写用品と転写技術の提案です。ガラス・木・金属などの素材に銀粘土やトールペイントを結び付けて思い出づくりをするホビーの分野です。もう一つの同賞は柳瀬(株)の“ネイルマシンキット・ミニローロ”です。これまで面倒だったネイルオフを新技術の集積によって簡単に出来るようにした作品です。ホビーに身近なおしゃれを持ちこんだ新分野開発の好例です。
東京都産業労働局長賞として選ばれたのはホルベイン画材(株)の“新技術を活かして新しい表現を簡単にできるパンパステル”です。ペーパークラフトなどの分野で多くの新分野を開く糸口になると思います。同賞のいまひとつはクラフトブリッジ(株)の“ハンドメイドグッズの物々交換サイト”です。使わなくなった手づくり作品を物々交換して楽しみあうというサイトは早くからあって当然と思われてきました。やっと出てきたという待望の工夫です。手づくりホビーマーケットの幅を広げることで大きな貢献が期待されます。
 日本ホビー協会賞にも素晴らしい作品が選ばれました。なかでも、クラフト流通分野最大の小売業ユザワヤ商事(株)が都心に大型専門店を一斉出店して、手づくりマーケットおこしに貢献する経営戦略と店づくりは大賞に値すると思います。プチデコというネーミングでおしゃれホビーを若いホビイストに提案するマーケティングは手芸業界を中心に大きく市場開発に貢献していると評価します。ユザワヤ商事(株)は「日本ホビー協会賞 特別賞」です。
(株)呉竹の“手作り封筒テンプレート”、(株)ジューキの“世界初の刺し子ミシン『Sashiko』”、オリムパス製絲(株)・(株)クラフトハウス共同企画の“エコ着せかえBag”などもそれぞれ新技術を生かし新市場開発に貢献する創意工夫が溢れる作品です。
今回の応募作品をみると、和風の価値を追求しながら国際化に貢献するとか、エコに具体的に取り組む場としてホビーを活かすとか、さまざまな新技術を融合させて新しい用途を創るなど、今の時代でこそ求められているニーズを解決することに挑戦している姿が見られます。手に届く身近なやり方で新しい市場づくりに挑戦しようという姿は「これからのマーケティングの形」をずばり表現しています。手づくりホビーがこの方向に進んでいることを実感しながら選にあたりました。これらの受賞作や惜しくも受賞しなかった作品もここまで来るには多くの研究努力を積み重ねています。その蓄積を活かして素晴らしいビジネス成果につながることを期待します。

ホビー産業大賞 選考委員長 三浦 功