ホビー大賞 受賞作品
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第21回 ホビー大賞 受賞作品
文部科学大臣賞
- 布絵紙芝居 かさこじぞう
- 萩原 陽子さん [群馬県]
布絵10枚。小学校の読み聞かせ。長寿会で実演。木のおもちゃとの合同展示と実演。医療センタークリスマス会での実演。群馬に来て地域の人15人位に7年間私の知っているいろんな物を教えました。今でも友好を重ねています。
ホビー大賞グランプリ
- 「夏祭り」より部分
- 大島 はるみさん [東京都]
和の心を吹き込んだ人形たちを通じて出会える輪の広がりで展示活動をしています。1992年子供らの成長を人形で表現し始める。1996年世界人形大会参加。1999年日米文化交流展を米国美術館と共催。2005年、2007年出版。2010年日仏文化交流を体験。
準グランプリ
- 「ラムズイヤーのおふとんでねむった3きょうだい」
(実木草くらふと) - 石塚 薫さん [長野県]
‘97年から乾燥植物でアニメキャラを作り始め運営しているNPOで、利用者や友人にも教え、’08年からバザーとして「今いる場所(ここ)で今あるものに気付く」をテーマにオリジナル作品と共に「実木草くらふと展」を開始。
入賞 国際交流賞
- オランダのニット ワークショップ
- ニット教室 "I KNIT KARUIZAWA" 大内 いづみさん
[長野県]
オランダのニットデザイナーを招き、独特なストライプの編み方を習うワークショップを開催。東京と軽井沢で約30名の方が参加し、実際にサンプルを編みながら編物を通じた交流で盛り上がりました。
入賞 奨励賞
- エコ素材を特大のかぎ針で編む日用品
- 奥村 律子さん [福岡県]
古びた布を幅広く裂いて編み日用品を手作りする「ボロ布編み」と称される手仕事に20年前米国の田舎町にて出会い、強く興味を惹かれて以来国内にも伝え届けたく、特徴的な道具「特別大きなかぎ針」を自家製産、伝達活動を展開中。
入賞 奨励賞
- JAPANESQUE(ジャパネスク)
- 苅部 久美さん [福島県]
美しい日本の心や伝統の技。和紙や古着などを利用してそんな想いを自分なりに表現してみたいと思いました。ひとりじゃ何もできないけれど、これからいろいろな手づくり仲間を集めて、大きな夢をみつけていきたいです。
入賞 奨励賞
- アフリカ モザンビーク便り
- 佐藤 しづ子さん [北海道]
毎月のように届く便りと共に民族色豊かな布が同封されており、青年海外協力隊員として頑張っている娘の記念にキルトしました。私もモザンビークを訪れ、風土や人々に接し民族の布に魅せられ、娘と私の思いが詰まった記念のキルトです。
入賞 奨励賞
- 寅(どら)マチック 2010
- 杜若高校手芸男子 代表 河辺 美由紀さん [愛知県]
2010年の印象深い出来事を、制作者8人(教員2人+男子生徒6人)でキルトにしました。杜若高校は男子校ですが、一年生の授業でパッチワークを教えます。作品は、中学生への学校見学会で展示したり、地域の交流館にも展示しています。
入賞 地域貢献賞
- Pastelsweets 関口真優 社会貢献プログラム
- Pastelsweets 関口 真優 [東京都]
物作りの楽しさを粘土スイーツのワークショップを通じ伝えていくボランティア活動。物作りを通じて人々に触れあう幸せをより多くの人に感じて頂きたいとの想いから社会貢献プログラムを実施させて頂き、現在に至ります。
入賞 ハートウォーミング賞
- さくら劇団オリジナル制作物
- さくら劇団 代表 由良 恵子さん [大阪府]
手作りのオリジナル人形・着ぐるみ劇を、ケアハウス、小学校、障害者施設などで、ボランティア公演しています。四年前に、ママ友4名で、人形・着ぐるみ劇のサークルをたちあげ、地元の小学一年生や老人福祉施設等で大好評です。
入賞 ハートウォーミング賞
- さわる絵本「まどをあけると」
- さわる絵本の会・いずみ 代表 岩本 裕子さん [大阪府]
視覚障害者の為のさわって楽しむ「さわる絵本」を作り図書館に寄贈。点訳付きで絵の部分は布等で作ります。3年前より現在まで和泉図書館の一室を借りボランティアの皆さんと一緒にさわる絵本の制作(すべて手づくり)をしている。
入賞 日本ホビー協会賞
- エコ動物
- 山村 渚さん [静岡県]
新聞紙とクラフトテープで形を作り油性インクで目をかきます。いつでもだれでも家にあるものですぐに作ることができます。ワークショップで教えてもらい、仲間を一匹ずつ増やしていきました。いつか私の家をエコ動物園にしたいです。
ホビー大賞 講評
人生を生涯に渡って楽しく幸せに過ごす、日本ホビー協会ではその皆の願いがかなうように務めることを活動の中心に置いています。
始めに、自分が趣味を持つこと、其のことで自分自身が日々の充実を感じること、そして次はもう少し輪を広げて家族や友人、近隣の人たちに喜んでもらう、さらに地域など広い範囲に趣味を通しての輪(和)が広がることが長寿社会では益々重みを増して行くからです。
両親兄弟との絆、そして、学校で日々を過ごし、やがて仕事に従事するようになります。 此処までは両親や学校、職場でマナーや教育を受け同じような行動をする仲間が居ますが、60歳を過ぎる頃から今までの繋がりが希薄に成ったり無くなったりします。
其の時から、時間をどう過ごすかが大きなテーマに成ります。そうです此処からは自分で何をするか、何をすることで如何いう仲間が得られるのか選び決めなければ成りません。
働くために受けてきた教育とは別に長寿社会に向かう今、人生を豊かに幸せにするための教育が求められます。私たちの国ではこの教育がありません。ですからなるべく早く学校、職場での勉強とは別に、楽しく充実した日々を過ごすために自分が楽しいと思う趣味と趣味を通しての友達を作りましょう。
当協会でのホビー大賞はこのような視点と姿勢で賞の選定をしています。10歳の山村君は自分の好きなことを見つけたようですから、これからも頑張ってもらいたいという願いをこめて、日本ホビー協会賞を。さわる絵本の会・いずみさんとさくら劇団さんにはハートウォーミング賞を差し上げました。
萩原さんの布絵紙芝居かさこじぞうは、作品のもつ暖かさと活動内容から文部科学大臣賞に選ばれました。ホビー大賞グランプリは子供達の成長の姿を人形に託したことと活動の広がりで大島さん、準グランプリの石塚さんはまさに本人の活動そのものが地域に溶け込んでいると思われました。関口さんも地域貢献賞に。海外との交流をなさっている方、趣味を持ったことで明るくなった方など、今年は本当に全ての方に、また、今回賞にもれた方々にも何らかの賞を差し上げたいと、賞の選考に本当に苦しんだ選考会でした。
日本ホビーショーの会場に来場され、これらの作品をご覧になった方々は、作品の巧稚にとらわれる前に、先ずは元気に楽しく、そして友達の輪(和)を広げる。ホビーがその人の暮らしに溶け込んで行くことが生涯を豊かにするということに大いに役立つということを見て下さい。
ホビー大賞 選考委員長 白石 嘉宏







